医療用ウィッグは一日中着用するからこそ、身に着ける上でお悩みが生じることも。たとえば、長時間ウィッグを着用していると、締め付けによる頭痛のほか、汗やムレによる不快感があるかもしれません。また、ウィッグを着けることで肌に摩擦が生じて、頭皮に痛みを感じる人もいます。
そんなときは、ちょっとした工夫やウィッグ専用アイテムの活用によって、お悩みを解消できる可能性があります。こちらの記事では、ウィッグを快適に着用するポイントやおすすめアイテムをご紹介するため、ぜひチェックしてみてください。
目次
ウィッグを一日中快適に着けるためのポイント①|自分に合ったサイズのウィッグを選ぶ
医療用ウィッグは、自分の頭の大きさや地毛の毛量に合わせてサイズを選ぶことが大切です。快適に着用するために、サイズの選び方を基本から見直してみましょう。
自分に合ったサイズ選びが大切な理由
自分の頭の大きさに対してサイズが小さすぎるウィッグを着けると、締め付けによって頭痛が起こりやすくなります。快適に着用するには、購入時に適切なサイズのウィッグを選ぶことが大切です。サイズを確認するには、自分で頭囲を計測する方法や、専門店で測ってもらう方法があります。また、サイズを調整できるアジャスター付きのウィッグを選ぶのもおすすめです。
おすすめのアイテム
- 軽やかでシンプルなスタイル「NEWフレッシュボブ」
簡単にサイズ調整ができるアジャスター付きの医療用ウィッグです。8段階に調節できるため、脱毛前後の頭囲の変化に合わせてフィットさせやすいのがポイント。一つひとつ丁寧な縫製で作られている品質の高さも魅力です。
- 気軽に使えるプレウィッグ「おうちdeウィッグ ボブ」
まるで帽子のようにサッとかぶって使えるプレウィッグです。伸縮性のあるネットと8段階のサイズ調整ベルトによって快適な着け心地を実現。着用中に邪魔にならないよう、アジャスターを取り付ける位置にもこだわっています。
「おうちdeウィッグ ボブ」¥12,100 商品詳細はこちら
ウィッグを一日中快適に着けるためのポイント②|ウィッグネットのサイズを見直す
医療用ウィッグを着用する際の快適さには、ウィッグネットのサイズ感も関わっています。一日中着けることを前提に、ウィッグネットのサイズ感も見直してみましょう。
ウィッグネットのサイズが重要な理由
ウィッグを着用する際は、その下にネットを着用します。ウィッグネットの締め付けが痛みの原因となっている場合もあるため、着け心地が気になるなら、ネットのサイズ感も併せてチェックしてみてください。また、ウィッグネットを選ぶときは、ゴムの装着感やサイズがご自身に合ったものを選びましょう。
おすすめのアイテム
- 肌に優しい素材の「ガーゼキャップ」
ウィッグネットの締め付け感や頭皮への装着感が気になりやすい方には、インナーキャップがおすすめです。柔らかい素材で作られているため締め付け感が少なく、さらにはガーゼ素材が汗を吸収するので、快適に着用できます。
ウィッグを一日中快適に着けるためのポイント③|重すぎないウィッグを選ぶ
医療用ウィッグを一日中着用すると、重さがストレスにつながるケースも少なくありません。軽やかに着けられるウィッグを選ぶのも一つの手です。
ウィッグの重さが重要な理由
重みのあるウィッグを着けると肩や首に負担がかかります。ウィッグの重さに関わる要素は、髪の毛の毛量や長さなどです。たとえば、頭部全体をカバーするフルウィッグは毛量が多く、さらにロングスタイルでは長さもあるためウィッグ自体が重くなる傾向にあります。重さがストレスになるときは、髪付き帽子などを使ってカバーすると良いでしょう。
おすすめのアイテム
- 気軽に使えて軽い着け心地「おうちdeウィッグ ショート」
重さ80gで軽やかに着けられる、ショートスタイルのプレウィッグです。かぶるだけで気軽に着用できるので、ご自宅で過ごすリラックスタイムに、帽子感覚でお使いいただけます。
「おうちdeウィッグ ショート」¥11,000 商品詳細はこちら
- 帽子とセットになった「髪付き帽子でお出かけセット ハット」
ツバの広い帽子と髪の毛付きのインナーキャップのセットです。帽子の脇から髪が見える自然なスタイルに仕上げられます。帽子で隠れる部分の毛量を抑えながら、軽やかにかぶれます。
「髪付き帽子でお出かけセット ハット」¥12,430~¥14,630 商品詳細はこちら
ウィッグを一日中快適に着けるためのポイント④|汗やムレ対策のアイテムを使う
汗ばむ夏や湿気が気になる梅雨は、ウィッグの不快感でお悩みの方が多くなります。汗やムレ対策のアイテムを活用してこの時期を乗り切りましょう。
汗やムレ対策が重要な理由
気温や湿度の高い季節に長時間ウィッグを着けると、汗やムレが原因で頭皮のかゆみが起こりやすくなります。この時期の汗やムレには、ウィッグの下に着用するキャップの予備を持ち歩いて交換したり、汗拭きシートをこまめに使ったりする対策がおすすめです。
おすすめのアイテム
デリケートな頭皮の汗やムレが気になったら、「リフレッシュシート」で肌を拭き取りましょう。敏感な頭皮にも安心して使えるよう、香料・メントール・パウダー・アルコール無配合となっています。1枚で頭皮から首筋まで拭ける大判サイズ。持ち歩きに便利なサイズ感なので、お出かけにも安心です。
ウィッグを一日中着けてもスタイルキープさせるコツは?
一日中ウィッグを着けていると、朝のスタイルを長く保つのが難しいと感じることも。毛材の傷みがスタイルの崩れやすさの原因になっている可能性があるため、ケア用品を活用してスタイルキープしましょう。
毛材が傷みにくいスタイリング剤を使用する
市販のスタイリング剤の中には、医療用ウィッグに使用すると毛材の傷みにつながる製品もあります。自然由来の成分を配合したウィッグ専用スタイリング剤のように、毛材を傷めにくいタイプのケア用品を選びましょう。たとえば、ウィッグ専用でホールド力が強力な「ハールトンスタイリングミスト」がおすすめです。
「ハールトンスタイリングミスト」¥2,200 商品詳細はこちら
着用前と着用後にブラッシングをする
日々のお手入れでは、ウィッグの着用前後にブラッシングを行うと、スタイルをキープしやすくなります。ブラシで毛の絡みやほこりを取り除き、ウィッグをきれいな状態に保ちましょう。「ミネラルイオンブラシ」は、ウィッグにも地毛にも使えるため、抗がん剤治療中のケアにおすすめです。
定期的にシャンプーをする
ウィッグに皮脂や汗などの汚れが付いた状態のまま放置すると、毛材の傷みにつながります。目安として10~20回ほどウィッグを使用したら、シャンプーとコンディショナーで洗うとよいでしょう。定期的なウィッグケアには、ウィッグのために開発された専用のケア用品「フラウシャンプーN」「フラウコンディショナーN」がおすすめです。汚れをしっかりと落とし、保湿して静電気を防止します。
医療用ウィッグで快適に理想のヘアスタイルを叶えましょう
ここまで、医療用ウィッグを長時間着用する機会が多い方へ向けて、快適に着けるためのポイントをご紹介しました。一日中ウィッグを着けていて不快感があるときは、ご紹介したポイントを見直してみてはいかがでしょうか。高品質なウィッグを選んだり、専用のケア用品を活用したりすることで、お悩みを解消できる可能性があります。医療用ウィッグの専門通販サイト「PreSta(プレスタ)」では、高品質なウィッグや便利なケア用品を豊富に取り揃えております。理想のヘアスタイルを快適に楽しむために、ぜひショップのアイテムをお役立てください。
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