もっと知りたい！下着のこと

乳がんの手術後の下着、パッドには術後の胸を保護し、衝撃から守る役割があります。
パッドはふくらみを補ったり、重さのバランスを整えることでからだの歪みを防止したりと、術後いつも通りの生活をする上ではとても大切です。一般的な下着との違いや選び方、使うタイミングなどを確認しましょう。

術後用の下着とは？

術後用パッドとは？

一般のパッドは形を整えるために使用しますが、術後用のパッドは傷口を保護し、ふくらみを補正できます。傷が癒えてきたら左右の重さを調整し、体のバランスを整える役割もあります。
手術後の時期によって適したパッドも変わるため、体の回復に合わせて必要なパッドを選びましょう。

術後用パッドの用途

サイズの測り方

下着のサイズは体重の変化、体調によって細かく変動します。下着を購入するタイミングで改めて計測しましょう。

入院・手術決定～手術前にサイズを測る場合

• 

  胸の一番高い部分を1週させます。

• 

  バストの膨らみの下を1週させます。

手術後～退院後にサイズを測る場合

• 

  手術をしていない側の胸の中心から、乳頭を経由して背骨の中心までの半周を計測。下の計算式に「a」に数字を入れ、トップバスを算出します。

  （acmー２cm）×２＝トップバスト【】cm

• 

  胸の下の部分を測ります。この時にメジャーが水平になっているかチェックしてください。

  アンダーバスト【 】cm

体の状態に合わせた選び方

❶の人は・・・
肌に優しい胸帯＆傷口を保護するパッド

肌に優しい綿素材で、腕の上げ下げを最小限に抑える前開き下着と保護パッドを使用しましょう。