ウィッグが必要になって購入したけれど洗い方やお手入れの方法がわからない、という方も多いのではないでしょうか。ウィッグが汚れたらいつものシャンプーで洗っていいの?トリートメントは必要?ドライヤーは?ブラッシングは?この記事では、ウィッグの洗い方をはじめ、美しく保つためのコツ、専用アイテムをご紹介します。
目次
ウィッグの洗い方(人工毛・MIX毛・人毛)
毎日のお手入れ
ウィッグをつける前と後にブラッシングすることで、絡まりを防ぎ美しい状態をキープすることができます。専用のウィッグケアスプレーを使うと、さらに効果的です。
着用前
髪の毛が絡んでいないか確認し、毛先→中間→根本の順にとかしていきましょう。根本からまとめて一気にとかしてしまうと、絡まったり抜けてしまう原因となります。
静電気が気になる場合は、専用のウィッグケアスプレーや霧吹きのミストで少量の水をブラシにつけてとかします。
着用後
一日着用したウィッグは皮脂や汗がついています。また、洋服やストールとの摩擦がおきやすい襟足や額の内側は髪の毛が絡みやすく、傷みやすい部分です。ニオイや静電気を抑えるウィッグケアスプレーを使い、やさしくブラッシングしましょう。
ウィッグケアスプレーは、目的別に選びましょう
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洗い方
毎日ウィッグを着用している方は1週間〜10日に1回がシャンプーの目安です。地毛用のシャンプーや洗濯用洗剤は栄養分が多すぎたり、逆に洗浄力が強すぎてしまうので、なるべくウィッグ専用のシャンプーで洗いましょう。
シャンプー前の準備
洗う前に髪全体をブラッシングし、絡みをとります。毛先→中間→根元の順にとかしましょう。
①洗う
水を溜め、シャンプー(500円玉くらい)を溶かし手でかきまぜて泡立てます。ウィッグを浸し、毛先からやさしくブラッシングしながら洗います。
汗や化粧品の汚れは、裏返してネット部分を軽くなで洗いします。
★洗い方のコツ★
熱湯はウィッグを傷めるので水を使いましょう!
もみ洗いは毛が裏側に入り込む原因になるので、なで洗いで!
②すすぐ
水を溜め、すすぎます。数回水を入れ替えシャンプーをしっかり落とします。
★洗い方のコツ★
シャワーや水を流しながらすすぐと裏側に毛が出やすくなるので、すすぎは水を溜め終わってから!
③整える
水を溜め、お湯で溶かしたコンディショナーを入れます。シャンプーと同じようにブラシで髪をとかしながらすすぎます。
④乾かす
タオルで全体を包み込むように水気をとります。裏側のネットも同様に。
ウィッグの襟足部分を持ち、2~3回上下に軽く振り、残りの水気を飛ばします。
最後に、ウィッグハンガーにかけて軽くブラッシングします。
★洗い方のコツ★
ドライヤーは傷みの原因になるので使用は避けて!
ロングウィッグの洗い方のコツ
エレガントなスタイルも、髪の長さをいかしたアレンジも、そしてスタイルチェンジもできるロングウィッグ。華やかな存在感が魅力の反面、長さがあるぶん絡みやすいという特徴があります。
「ブラッシング」と「保管」。この2つに気をつけ、美しいロングスタイルをお楽しみください。
ブラッシングはやさしく、毛先から
ロングウィッグに限らず、すべてのウィッグに言えることですがブラッシングをするときは毛先から。毛先がサラサラとほどけたら、中間、そして根元の順にとかしていくのが絡ませないコツです。
またブラッシングの際はウィッグスタンドにのせ、専用の洗い流さないトリートメントを使いながらとかすとラクに、美しく仕上がります。
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保管はロング用のウィッグスタンドで
ロングウィッグを利用する方にぜひ持っておいていただきたいのが、ロング用のウィッグスタンド(ハンガー)。長さをいかした美しいスタイルが型崩れすることなく、キープできます。横に置いたり、ポーチにいれておくと絡まったりしてしまうことがありますがウィッグスタンドなら安心です。
ロングウィッグをかけたら上からハンカチなど通気性のよい布をかけ、ホコリが付着するのを防ぎましょう。
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ウィッグのお手入れに柔軟剤や普通のシャンプーは使って良い?
ウィッグを長持ちさせたいなら、ウィッグ専用のシャンプー・コンディショナー
繰り返しになりますが、ウィッグを洗う際は専用グッズを使いましょう。
人間の髪とウィッグは素材が異なります。もちろん絶対に使えない、ということではありませんが、人間の髪にあわせて作られたものは洗浄成分以外の不要な栄養分が多く、すすぎ残しがあるとウィッグを傷める原因へつながります。
ウィッグの素材をふまえた専用のシャンプーを使うことで、内側のネットについた皮脂や汗も、毛についたホコリやべたつきもキレイに落とします。
おすすめウィッグ用シャンプー・コンディショナー
医療用ウィッグのパイオニアであるスヴェンソンが、ウィッグのために開発したシャンプーとコンディショナー。長年培った知識とお客様の声をもとに作られています。
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ウィッグをサラサラに保つ方法とは?ドライヤーは使って大丈夫?
ブラッシングを毎日丁寧に
サラサラの美しいウィッグを保つためには、着用前後のブラッシング!
ウィッグの絡まりをやさしくほどくために、毛材を傷めないために、そしてネット部分を傷つけてしまわないためにも、一般のブラシではなく専用のブラシを使ってください。繰り返しますが、毛束を少量ずつ手にとり、毛先→中間→根元の順にとかしていきましょう。根元からまとめて一気にとかしてしまうと、絡まったり抜けてしまう原因となります。
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ドライヤーは使わないようにしよう
ウィッグの毛材にもよりますが人工毛、そして人工毛を含むMIX毛は熱に弱い性質があります。ドライヤーをかけることで痛んでしまったり、スタイルが崩れてしまうことも。洗った後はよくタオルドライし、ウィッグスタンドを使って自然乾燥するのがおすすめです。
乾燥は大敵。保水・保湿を忘れずに
ウィッグがパサパサする、キシキシする…もしかすると油分不足かもしれません。ゴワゴワになり絡まってしまう前に、専用のアイテムで潤いを与えましょう。こまめなケアがウィッグを長持ちさせるコツです。
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ウィッグが絡まってしまったらどうする?
「ウィッグの絡まり」はウィッグを使っていると、体験することが多いトラブルの一つです。ただ、こちらは日頃のケアや、ウィッグの扱いに気をつけることで防ぐことができます。
PreStaの過去の記事で詳しくご紹介していますので、ぜひこちらもチェックしてください。
ウィッグの絡まりを取る方法 原因やお手入れのポイントについて
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