2026.02.06

【ウィッグのお手入れ方法】洗い方・シャンプー頻度・毎日のケアをやさしく解説

ウィッグが必要になって購入したけれど、洗い方やお手入れの方法がわからない――。「傷めてしまったらどうしよう…」と不安に感じるのは、誰もが通る最初の壁です。本記事では、たった数分でできる基本ケアから長持ちさせるプロのコツまで、丁寧にご紹介します。まずは気軽に読み進めてみてくださいね。 

毛材別(人工毛・人毛・MIX毛)の注意点

ウィッグのお手入れって、調べれば調べるほど情報がたくさん出てきて、逆に迷ってしまいませんか。
「これ、私のウィッグにも当てはまるのかな…」と不安になるのは、とても自然なことです。

実は、迷いやすい原因のひとつが “毛材(素材)の違い”。
同じ“ウィッグ”でも、人工毛なのか、人毛なのか、MIX毛なのかで、得意・不得意が少しずつ違います。まずはお手元のタグや説明書で、どのタイプかだけ確認できると安心です。

人工毛(ファイバー)

人工毛はスタイルが整いやすく形が崩れにくい反面、熱と摩擦・静電気の影響を受けやすい毛材です。特に襟足などこすれやすい部分は、絡まりが起きやすい傾向があります。 また、乾燥する季節や空調の効いた室内では静電気が起こりやすく、まとまりにくさにつながることがあります。

人毛

人毛は見た目が自然で手触りも良い一方で、地毛と同じように乾燥の影響を受けやすい毛材です。乾燥が進むと、パサつき・広がり・ツヤの低下を感じやすくなることがあります。

また、医療用ウィッグはネット部分など繊細なつくりのものも多いため、スタイリングやお手入れの可否は製品ごとの案内に従うのが安心です。

MIX毛(人工毛+人毛)

MIX毛は人工毛と人毛の良さを取り入れたバランス型ですが、特徴が混ざる分、乾燥(人毛側)と静電気・摩擦(人工毛側)の両方の影響が出ることがあります。

また、お手入れ方法に迷った場合は、トラブルになりやすい要因(特に熱)については、人工毛に近い扱いを想定しておくと安全です。

1週間から10日に1回のお手入れ方法

ウィッグのシャンプー方法

毎日ウィッグを着用している方は1週間〜10日に1回がシャンプーの目安です。地毛用のシャンプーや洗濯用洗剤は栄養分が多すぎたり、逆に洗浄力が強すぎてしまうので、なるべくウィッグ専用のシャンプーで洗いましょう。

シャンプー前の準備

洗う前に髪全体をブラッシングし、絡みをとります。毛先→中間→根元の順にとかしましょう。

①洗う

水を溜め、シャンプー(500円玉くらい)を溶かし手でかきまぜて泡立てます。ウィッグを浸し、毛先からやさしくブラッシングしながら洗います。

汗や化粧品の汚れは、裏返してネット部分を軽くなで洗いします。

★洗い方のコツ★

熱湯はウィッグを傷めるので水を使いましょう!
もみ洗いは毛が裏側に入り込む原因になるので、なで洗いで!

シャンプーを泡立てた水の中で、ウィッグをブラッシングしながら洗っています。

②すすぐ

水を溜め、すすぎます。数回水を入れ替えシャンプーをしっかり落とします。

★洗い方のコツ★

シャワーや水を流しながらすすぐと裏側に毛が出やすくなるので、すすぎは水を溜め終わってから!

水を数回入れ替えながらウィッグをすすいでいます。

③整える

水(またはぬるま湯)を溜め、コンディショナーを溶かします。ウィッグを入れ、ブラシで毛先からやさしく整えながらなじませます。

コンディショナーを溶かした水の中にウィッグを入れ、ブラッシングしながらすすいでいます。

④乾かす

タオルで全体を包み込むように水気をとります。裏側のネットも同様に。

ウィッグの襟足部分を持ち、2~3回上下に軽く振り、残りの水気を飛ばします。

最後に、ウィッグハンガーにかけて軽くブラッシングします。

★洗い方のコツ★

基本的にドライヤーは傷みの原因になるので使用は避けて!

ウィッグを手に持ち、タオル全体で包み込むように水気をとっています。

毎日のウィッグお手入れ方法

ウィッグを長持ちさせる最大のコツは、実は毎日の“絡まり予防”です。
着用前後のひと手間で、ツヤ・まとまり・清潔感が変わります。

用意するもの

ウィッグ専用ブラシ(一般のブラシは毛材やネットを傷めやすい)

静電気・ニオイ対策スプレー/霧吹き

ウィッグのブラッシング方法

ウィッグをつける前と後にブラッシングすることで、絡まりを防ぎ美しい状態をキープすることができます。専用のウィッグケアスプレーを使うと、さらに効果的です。

着用前

所要時間:1〜2分

  1. まず全体を見て、絡まりがないかチェック
  2. 毛先→中間→根元の順に、少量ずつとかす
  3. 静電気が気になるときは、スプレーを軽く使う(またはブラシに少量の水)

ポイント

  • 根元から一気にとかすと、絡まりが固まりやすく、抜けの原因にもなります。
  • “少量ずつ・毛先から”が鉄則です。

着用後

所要時間:2〜3分

  1. 内側(額・襟足)は汗や皮脂がつきやすいので、まず軽く整える
  2. 毛先→中間→根元の順で、やさしくブラッシング
  3. ニオイが気になる日は、ニオイ対策スプレーを軽く使う

傷みやすいポイント

  • 襟足:服やストールとの摩擦で絡まりやすい
  • 額の内側:汗・皮脂がつきやすい

おすすめのウィッグブラシ

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程よい弾力でウィッグを洗う際の、シャンプーブラシとしても活躍。|ミネラルイオンブラシ

ウィッグケアスプレーは、目的別に選びましょう

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ロングウィッグをきれいに保つコツ

エレガントなスタイルも、髪の長さをいかしたアレンジも、そしてスタイルチェンジもできるロングウィッグ。華やかな存在感が魅力の反面、長さがあるぶん絡みやすいという特徴があります。

「ブラッシング」と「保管」。この2つに気をつけ、美しいロングスタイルをお楽しみください。

ブラッシングはやさしく、毛先から

ロングウィッグに限らず、すべてのウィッグに言えることですがブラッシングをするときは毛先から。毛先がサラサラとほどけたら、中間、そして根元の順にとかしていくのが絡ませないコツです。

またブラッシングの際はウィッグスタンドにのせ、専用の洗い流さないトリートメントを使いながらとかすとラクに、美しく仕上がります。

ウィッグに言えることですがブラッシングをするときは毛先から。毛先がサラサラとほどけたら、中間、そして根元の順にとかしていくのが絡ませないコツです。

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保管はロング用のウィッグスタンドで

ロングウィッグを利用する方にぜひ持っておいていただきたいのが、ロング用のウィッグスタンド(ハンガー)。長さをいかした美しいスタイルが型崩れすることなく、キープできます。横に置いたり、ポーチにいれておくと絡まったりしてしまうことがありますがウィッグスタンドなら安心です。

ロングウィッグをかけたら上からハンカチなど通気性のよい布をかけ、ホコリが付着するのを防ぎましょう。

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長持ちさせるためのお手入れ方法ウィッグを長持ちさせるためのお手入れで気をつけたいこと

ウィッグを長持ちさせたいなら、ウィッグ専用のシャンプー・コンディショナーが必須

繰り返しになりますが、ウィッグを洗う際は専用グッズを使いましょう。

人間の髪とウィッグは素材が異なります。もちろん絶対に使えない、ということではありませんが、人間の髪にあわせて作られたものは洗浄成分以外の不要な栄養分が多く、すすぎ残しがあるとウィッグを傷める原因へつながります。

ウィッグの素材をふまえた専用のシャンプーを使うことで、内側のネットについた皮脂や汗も、毛についたホコリやべたつきもキレイに落とします。

おすすめウィッグ用シャンプー・コンディショナー

医療用ウィッグのパイオニアであるスヴェンソンが、ウィッグのために開発したシャンプーとコンディショナー。長年培った知識とお客様の声をもとに作られています。

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ドライヤーは使わないようにしよう

ウィッグの毛材にもよりますが人工毛、そして人工毛を含むMIX毛は熱に弱い性質があります。ドライヤーをかけることで痛んでしまったり、スタイルが崩れてしまうことも。洗った後はよくタオルドライし、ウィッグスタンドを使って自然乾燥するのがおすすめです。

乾燥は大敵。保水・保湿を忘れずに

ウィッグがパサパサする、キシキシする…もしかすると油分不足かもしれません。ゴワゴワになり絡まってしまう前に、専用のアイテムで潤いを与えましょう。こまめなケアがウィッグを長持ちさせるコツです。

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  • ブラッシングやスタイリング前のベースケアにも使える、マルチローション。|フラウウォーターベースローション|商品を見る
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ウィッグが絡まってしまったらどうすよくある質問Q&A

Q. ウィッグが絡まってしまったらどうする?

「ウィッグの絡まり」はウィッグを使っていると、体験することが多いトラブルの一つです。ただ、こちらは日頃のケアや、ウィッグの扱いに気をつけることで防ぐことができます。 ウィッグの絡まりは誰にでも起こりやすく、放置すると見た目が乱れやすくなります。ただし、正しい方法を知っていれば無理なくほぐすことができます。
たとえば手ぐしで大きなもつれをやさしく取り、毛先から順にコームでとかすなど、ちょっとした工夫で傷みを防ぎながら整えることが可能です。
さらに、専用トリートメントや静電気防止スプレーを取り入れることで、絡まりにくい状態を保てます。
PreStaの過去の記事で詳しくご紹介していますので、ぜひこちらもチェックしてください。

ウィッグの絡まりを取る方法 原因やお手入れのポイントについて

Q.「柔軟剤につける」と聞いたけど本当にやっていいの?

柔軟剤につける方法は、絡まり・ゴワつき対策として実践している人が多い一方、メーカー推奨ではない場合もあるので、基本は「自己責任&まずは少量・短時間でテスト」が安全です。

注意:ウィッグの毛材(人工毛/人毛/MIX)や耐熱可否で推奨ケアが変わるので、可能なら購入元の説明を優先しましょう。

Q. 乾かすのにどれくらい時間がかかる?

 置き場所や毛量で変わりますが、目安は半日〜。しっかり乾かしてから保管しましょう。

Q. 普通のシャンプーで洗ってもいい?

絶対ダメではありませんが、成分が合わず傷みやすいことがあるため、基本は専用がおすすめです。

Q. すすぎはシャワーでいい?

おすすめしません。毛が裏側に出やすくなるので、洗面器で“ためすすぎ”が安全です。

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