2023.11.27

抗がん剤治療中に使いやすいマニキュアはある?爪を守るケアアイテム

抗がん剤治療を受けると、爪の見た目に変化が起こることがあります。日常的に爪や手のケアをし、治療後の回復に向けてデリケートな爪を守りましょう。治療中の爪の外見が気になるときは、抗がん剤治療中でも使えるマニキュアを活用しながら、上手にカバーする方法もあります。この記事では、治療中の爪のケア方法から、成分にこだわったおすすめのマニキュアやケア用品までご紹介します。爪まわりのお悩みを解消するために、ぜひ参考にしてください。

抗がん剤治療中に爪に起きること

抗がん剤治療中、爪の外見にはどのような変化が起こるのでしょうか。治療を受ける際に起こる可能性のある爪のトラブルに備えて、副作用に関する基礎知識をチェックしておきましょう。

抗がん剤によって爪にはさまざまな副作用が起こる

抗がん剤治療を受けると、副作用としてさまざまな爪障害が起こる可能性があります。具体例として挙げられるのは、爪が黒く変色する、巻き爪になる、爪が薄くなる、爪が割れるといった症状です。副作用の内容や程度、発生するタイミングなどは薬の種類によって異なります。そのため、爪への副作用について詳しくはかかりつけの病院でご確認ください。

抗がん剤投与が終われば爪は再生する

爪に抗がん剤投与の副作用が現れるのは、投与開始から数月後です。これらの爪の症状は、抗がん剤の投与が終われば改善していきます。目安として、手の爪の場合は約半年間、足の爪の場合は約1年間で改善するとされています。一時的に症状が見られ、治療後に再生することを押さえておきましょう。

抗がん剤治療中に行いたいネイル・ハンドケア

抗がん剤治療中も指先をきれいに保つために、ご自宅でできる簡単なネイルケアやハンドケアに取り組みましょう。ケアを始めるタイミングは、爪に症状が出る前からが良いとされています。毎日続けることが大切です。ここでは、抗がん剤治療時に行いたいネイルケア・ハンドケアの方法をそれぞれご紹介します。

①甘皮ケア

お風呂で湯船に浸かった後、綿棒を使って柔らかくなった甘皮をお手入れします。爪の付け根の方向へ押し上げるようにして、綿棒で余分な甘皮を取り除きましょう。ここでは、木製や金属製の固い器具ではなく、ソフトで爪を傷つける心配ない綿棒を使ってケアするのがポイントです。爪の付け根の細胞の環境が改善され、健康で丈夫な爪が育つことにつながります。

②伸びた爪のケア

爪が伸びたらネイルファイルで削って長さを調整しましょう。一般的な爪切りを使うと、カットした際の衝撃で爪が割れてしまうおそれがあるためです。ネイルファイルで少しずつ削る方法なら、爪の層の乱れが起きにくく、剥がれや割れなどのトラブルを防ぎやすくなります。爪は薄い層が重なってできているため、工夫して長さを整えることが大切です。

③保湿ケア

お風呂での甘皮ケアの後は、爪の根本に保湿オイルを塗ってうるおいを与えましょう。乾燥を防ぎ、爪を作る細胞の環境を良好な状態に保つことで、元気な爪が育ちやすくなります。また、手の乾燥は爪にも影響を与えるため、保湿クリームを使って手のケアも十分に行ってください。乾燥すると手にささくれが生じて、感染症を引き起こす可能性が考えられます。抗がん剤治療中は、免疫が低下して感染症にかかりやすいためより気を付けましょう。

④ネイルの保護

爪や肌にやさしい成分のマニキュアを使って、爪を補強します。抗がん剤治療中は爪が薄くなり、欠けやすくなる人もいます。また、場合によっては爪の色が黒く変色する症状も見られ、お悩みの方も少なくありません。そんなとき、マニキュアを塗れば爪を補強しながら変色もカバーできるのです。

ただし、市販の除光液(リムーバー)の中には、爪への刺激につながる「アセトン」などの成分が含まれていることがあります。治療中のデリケートな爪には、アセトンを含まない除光液を使うほか、除光液不要で落とせる水性のマニキュアを使うといった工夫をすると良いでしょう。

なお、ネイルサロンに通う場合、通常のネイルカラーの施術を受けても問題はありませんが、ジェルネイルの施術は避けたほうが好ましいといえます。ジェルネイルでは爪の表面を削って施術するため、爪のトラブルが生じやすくなるおそれがあるのです。

おすすめのマニキュアとネイルケアアイテム

抗がん剤治療中の指先のケアには、「レディススヴェンソン」のアイテムがおすすめです。治療中でも使いやすいマニキュアやネイルケアアイテムを活用して、日常生活で副作用対策のケアを続けていきましょう。

ANDIZUMO 水性ネイル

爪を一時的にカバーしたいときに便利な水性ネイルです。主成分は水で、爪にやさしいのが大きな特徴。溶剤不使用のため、独特のツンとした匂いが苦手な方でも安心して使えます。また、お湯だけで簡単にオフできるので、リムーバー不要なのも魅力のひとつ。指先がきれいに見える「コノハナ」「桜色」が人気のカラーです。

「ANDIZUMO 水性ネイル」¥1,980~¥2,750(税込)商品詳細はこちら

ZOYAネイルポリッシュ

抗がん剤治療中の敏感な肌でも使いやすい成分でできたネイルポリッシュです。柔軟性があるため爪の動きにフィットして、カラーが長持ちしやすいのが魅力。おすすめは、マットな質感とヘルシーなカラーで爪の黒ずみを自然とカバーできる「706 ナチュラル・ピンク」です。

「ZOYAネイルポリッシュ」¥1,980(税込)商品詳細はこちら

新爪まわりの保湿オイル

乾燥しがちな爪を保湿するオイルです。爪を保護する天然由来の成分「ラケシス(成分表ではマスチック樹脂と表記)」のほか、うるおい成分の「スクワラン」や「ツバキ種子オイル」を配合。ペンタイプなのでベタつかずにケアができて、化粧ポーチに入れて持ち運ぶのにも便利です。

「新爪まわりの保湿オイル」¥2,420(税込)商品詳細はこちら

爪の保護・保湿セットN

治療中のケアに使える「新爪まわりの保湿オイル」と「新爪にやさしいネイル保護コート」がセットになっています。セット特典としてネイルファイルが付いているので、伸びた爪のケアもできます。ネイルファイルで爪の長さや形を整えたら、保湿オイルでマッサージをして、仕上げに保護コートを塗りましょう。

「爪の保護・保湿セットN」¥4,840(税込)商品詳細はこちら

抗がん剤治療中でもできるマニキュアで爪をきれいに!

ここまで、抗がん剤治療中の爪に起きることや、治療中に続けたいケアの方法、おすすめのマニキュアをご紹介しました。抗がん剤の投与が終われば、爪が再生します。治療中の爪のトラブルに備えて、爪や手のケアを続けましょう。レディススヴェンソンの総合通販サイト「PreSta(プレスタ)」では、抗がん剤治療中でも使えるマニキュアや、ネイルケアアイテムを多数ご用意しています。指先をきれいに保つために、日常的なケアに必要なアイテムはぜひこちらでお求めください。

抗がん剤治療時に欠かせないアイテムをお探しの方は「PreSta(プレスタ)」へ!

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