2025.04.11

ウィッグのお手入れ方法は?自宅で簡単にお手入れする方法(洗い方など)

ウィッグ 手入れ

「ウィッグを買ったけどお手入れの方法がわからない」「ウィッグって普通にシャンプーやトリートメントしてもいいの?」そんな声をよくお聞きします。お気に入りのウィッグを長く美しく保つには、正しいケアが大切。この記事では、ウィッグの洗い方や注意点、きれいに保つコツや専用の商品をご紹介します。初めての方でも安心してできるお手入れ方法を、一緒にチェックしていきましょう。

毎日のお手入れ方法|着用前と着用後のブラッシングで絡まりを解消

まず、毎日できること、行っていただきたいケアとしてブラッシングの方法をご紹介します。ウィッグをつける前と後、できれば両方お願いします!ブラッシングすることで絡まりを防ぎ、美しい状態をキープできます。

着用前のブラッシングで絡まりを防ぐ

髪の毛が絡んでいないかを確認し、目の荒いブラシで「毛先→中間→根元」の順にとかしていきましょう。根元からまとめて一気にとかすと絡まったり、抜けてしまう原因となりウィッグを傷めてしまいます。

静電気が気になる場合は、専用のウィッグケアスプレーや霧吹きのミストで少量の水をブラシにつけてとかしてください。

着用後のブラッシングでボサボサになった部分の解消

着用後も髪の毛の絡まりがないか確認してから「毛先→中間→根元」の順に、ブラッシングしましょう。

洋服やストールとの摩擦がおきやすい襟足や額の内側は髪の毛が絡みやすく、傷みやすい部分です。もしかするとそこだけちょっとボサボサになっていた、ということもあるかもしれません。より丁寧に行ってくださいね。

ウィッグはどれくらいの頻度で洗えばいい?

とくに夏場などは汗やニオイが気になり、着用するたびに洗いたくなるかもしれません。しかし、ウィッグの洗いすぎは毛材を傷める原因となってしまいます。

毎日使用する場合は10日に1回くらいを目安に。汗をかきやすい夏場は1週間に1回程度でも良いかもしれません。

また、ウィッグと人の髪の毛は違います。長く、美しい状態を保ちたいならウィッグ専用のシャンプーやコンディショナーを使うようにしましょう。

ウィッグ専用シャンプーを使用したウィッグの手入れ方法(洗い方)

最初はブラッシングから

ブラッシングはウィッグ着用のたびに行っていただきたいのですが、洗う前も丁寧にとかしてください。この時も「毛先→中間→根元」の順番です。

もしも毛がキシキシしてブラシが通りにくい場合は、専用のケアスプレーやトリートメントで髪の滑りをよくすると、ブラッシングしやすくなります。

水と専用シャンプーを使って洗う

容器に常温の水をためて、ウィッグ専用のシャンプー(500円玉くらい)を水に溶かしましょう。手でかき混ぜて泡を立て、ウィッグを浸します。目の粗いブラシでやさしく、一方向にとかしながら洗います。

次にウィッグを裏返して、内側のネット部分を洗います。汗やファンデーションなどの汚れがついているかもしれません。この部分は「なで洗い」で落としていきます。もみ洗いは毛が裏側に入り込む原因になるので、なで洗いしてくださいね。

容器の水を入れ替えてすすぐ

水をためてすすぎます。数回水を入れ替え、ブラシでとかしながらシャンプーをしっかり落としましょう。シャワーや水を流しながら洗うと裏側に毛が出やすくなるので、すすぎは水をため終わってから行ってください。

専用のコンディショナーで整える

水かぬるま湯にウィッグ専用のコンディショナー(500円玉程度)に溶かします。シャンプーと同じようにブラシで髪をやさしくとかします。水を入れ替え、軽くすすぎます。

タオルドライで水気を取る

タオルでウィッグ全体を包み込むように、水気を取っていきます。こすったり、ねじったりするとウィッグを傷める原因になるので、やさしく包んでください。ウィッグの裏側も同様に行います。

ウィッグの襟足部分を持ち、2~3回上下に軽く振り、残りの水気を飛ばします。

自然乾燥させる(ドライヤーはなるべく使用しない)

ウィッグスタンドにウィッグをかけ、スタイルを整えながらブラシでとかします。そのまま自然乾燥させます。ドライヤーはウィッグの毛材を傷めてしまう可能性があるので、人工毛タイプは使わないようにしてください。

人毛ウィッグをお手入れする際の注意点

人毛ウィッグをお手入れする場合も、基本的には人工毛のウィッグと同じです。

ただし人毛ウィッグの場合、乾かす際にドライヤーを使用することができます。人毛は、人工毛に比べて自然乾燥させるとうねりや癖が出やすいため、水気をとった後ドライヤーをかけることで、スタイルが整いやすくなります。

ドライヤーは15〜20cmくらい離して、毛先まできちんと風をあてます。この時、1箇所に熱をあてすぎないように注意してください。

普通のシャンプーや柔軟剤を使用してウィッグのお手入れは可能?

ウィッグを洗う際は、専用のシャンプーやコンディショナーを使うことをおすすめします。

一般のシャンプーが使えない、ということではありませんが人間の髪とウィッグは素材が異なります。人間の髪にあわせて作られたものは洗浄成分以外の不要な栄養分が多く、すすぎ残しがあるとウィッグを傷める原因へつながります。

専用のケア商品はウィッグの毛材を傷めず、汚れをキレイに落とすことを計算して作られているので安心です。

PreStaのウィッグケア商品でウィッグをサラサラに保つ

PreStaの静電気防止スプレー、ニオイケアスプレーで普段のケアを

ウィッグを着用するたびに使ってほしい、専用のケア商品を2つご紹介します。

ブラッシングするとき静電気を防ぎ髪をサラサラにしてくれるスプレーと、ウィッグのニオイケアをしてくれるスプレーです。このひとてまが、ウィッグを長く美しく保つことにつながります。

  • 静電気防止も、艶だしも、ダメージ予防もできる「フラウヘアルーセントスプレー」
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ブラッシングする時に、あるいはウィッグにパサつきを感じた時に使ってほしいスプレー。髪の毛一本一本をサラサラにしウィッグのもつれや切れ毛のダメージを防ぎます。静電気の発生を抑え自然な艶を与えてくれるだけではなく、紫外線によるダメージを軽減する成分も配合。

軽めのテクスチャーで細かに噴霧できるためうっかりつけすぎちゃった、を防ぎます。

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  • 着用後ひと吹き!ニオイや汚れをケアする「フラウフレッシュヴェール」
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夏場など汗をかく季節、とくに気になるのがウィッグのニオイや汚れ。ウィッグは頻繁に洗いすぎると、毛材やネットを傷めてしまうので、着用後は専用のスプレーでケアがするのがおすすめです。

天然成分サトウキビエキス配合。ニオイを抑え、清潔を保ちます。消臭スプレーは銀イオンを使用しているものが多いのですが、金属アレルギーの方でも使用できるよう金属成分無配合です。

また、一般の消臭剤は雑貨基準ですがこちらは化粧品基準。肌に直接触れるもののケアだから、安心して使えるものを選びたいですね。

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PreStaのウィッグ専用シャンプー、ウィッグ用コンディショナー

ウィッグの汚れが気になってきたしそろそろ洗いたいな、と感じた時におすすめのアイテムもご紹介します。いずれもウィッグの特性を知り尽くした、ウィッグ専門店がつくった商品です。

  • きめ細かな泡で洗い、しなやかに仕上げる「フラウシャンプーN」「フラウコンディショナーN」

ウィッグのためのシャンプー&コンディショナー。医療用ウィッグのスヴェンソンが長年の研究から培ったノウハウをもとに、何度も試作し完成した自信作です。

シャンプーはウィッグに適した洗浄力ときめ細かな泡で毛材はサラサラに、内側のネットについた皮脂や汗はすっきり洗い上げます。コンディショナーは改良を重ね、「お湯」ではなく「水」に溶けやすい商品を実現しました。

ウィッグのニオイ対策のために、天然のアロマ成分をブレンド。ふわりと爽やかに香り、気になるニオイをケアします。

詳しく見る(シャンプー)

詳しく見る(コンディショナー)

  • 洗い流さないトリートメント「フラウシルキースムースエッセンスN」
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ウィッグにも、地毛にも使える洗い流さないタイプのトリートメント。ウィッグがゴワついている時、あるいは乾燥している時、フラウスムースエッセンスを1プッシュ髪になじませ、くしでとかしてください。艶が生まれ、しっとりとした質感に整います。

また、毛材が傷んで潤いが足りない時はウィッグを洗う際、シャンプー液やコンディショナー液にプラスしてください。絡みをおさえ、扱いやすくなります。

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まとめ 

今回はウィッグのお手入れについてお届けしましたが、いかがでしたか?

日々のお手入れ(ブラッシング)と、汚れが気になった時のお手入れ(シャンプー)。慌ただしい毎日を過ごしていると、どちらも忘れがちです。

たとえば目に入る場所にブラシを置いておく、ウィッグを洗う日をカレンダーに書いておく、など暮らしの中にお手入れタイムを上手に取り入れてみてください。

お気に入りのウィッグが美しい状態でキープできますように。

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