2024.08.07

バレない医療用ウィッグの選び方と自然に見せる方法・付け方

医療用ウィッグ

医療用ウィッグを着用することになり、「ウィッグとバレてしまったらどうしよう」「自然に付けられるかな」と心配されている方もいるのではないでしょうか。フルウィッグならなおさらです。
髪の毛の色、ツヤ、サイズ感、人工頭皮の有無…この記事ではバレない医療用ウィッグの選び方と自然に見せる方法をお伝えします。見た目も、付け心地も満足のいく、お気に入りのウィッグを選んでくださいね。　

INDEX

1 医療用ウィッグとは
2 バレない医療用ウィッグの選び方
3 価格を抑えながら、安くてバレにくいウィッグを選ぶコツ
4 自然に見せる付け方・かぶり方
5 バレにくいウィッグのおすすめ商品
6 ウィッグ専門のグッズを買うなら、レディススヴェンソン公式ECサイトのPreSta

医療用ウィッグとは

医療用ウィッグとは抗がん剤治療の副作用による脱毛など、治療中の方が心地よく過ごせるために作られたウィッグです。これまでは明確な基準がありませんでしたが、2015年に医療用ウィッグのJIS規格が制定（JIS9623）されました。
デリケートになっている頭皮へ配慮された生地や構造になっているかどうか、また、長く使用することをふまえ洗濯をしたときや汗への耐久性が担保されているかどうか、といった細かな条件が定められるようになりました。
いくつもの条件を満たし、厳しい検査をクリアしたウィッグのみ「Med・ウィッグマーク」を付けることができます。

医療用ウィッグについて詳細はコチラの記事でご紹介しています。

バレない医療用ウィッグの選び方

元の髪型に合わせる

ヘアスタイルが大きく変われば、自然と視線は髪へいきます。なるべく治療前と同じ髪型のものを選んだ方が、医療用ウィッグだと気づかれにくいでしょう。
しかし治療前と同じ髪型のものを買ったはずなのに何だか違う、ということがあります。モデルさんが付けている写真では自分と同じはずなのに…
その理由は、一人ひとり頭の大きさやライン、顔の輪郭、目鼻立ちが異なるからです。
そのため、医療用ウィッグを購入する際は試着ができるものや、イメージを大きく左右する前髪の長さなどの微調整が可能なものを選ぶことをおすすめします。　

テカリやツヤが自然で自分の髪に色が近いものを選ぶ

自然なツヤとテカリは違います。髪の毛が光を反射するように不自然にテカテカ光っているものは、ウィッグだと気づかれやすくなります。
毛材には人毛、人工毛、MIX毛があります。とくに化学繊維からできた人工毛のウィッグはテカリを感じやすい傾向にあります。人毛と人工毛を組み合わせたMIX毛は、人工毛に比べるとテカリが少ないと言われています。人の毛髪を特殊加工した人毛は、自然な光沢がありナチュラルな印象ですが、メンテナンスに手間がかかります。それぞれの毛材にはメリットとデメリットがあるため、それらの条件もふまえた上で選んでください。　

毛量が多すぎたり少なすぎたりしないものを選ぶ

少ないよりは多い方が良いのではないか、とボリュームのあるものを選びたくなってしまいますが、そんなことはありません。ご自身の頭の大きさや顔の輪郭など全体のバランスに合わせて適切なボリュームのものを選んでください。治療前のヘアスタイルに比べて、大幅にボリュームアップしたり、あるいは少なくなると印象が変わり、バレる原因へつながります。また、ボリュームがありすぎると頭が大きく見え不自然です。

サイズを調整できてズレにくいものを選ぶ

ご自身の頭のサイズと合っていない医療用ウィッグは不自然に見えるだけでなく、付けていてとても居心地が悪いものです。抗がん剤治療の副作用による脱毛〜発毛により、頭のサイズは1cm〜1.5cm変わります。治療前にちょうどいい状態でも脱毛することでブカブカになってしまったり、脱毛中にぴたりとフィットしていても発毛によってキツくなったり…髪の増減が起こることをふまえ、医療用ウィッグはサイズ調整ができるものをおすすめします。

人工頭皮付きでつむじが自然なものを選ぶ

医療用ウィッグには人工皮膚のないものと、人工皮膚のあるものがあります。人工皮膚とは、人の頭皮に似せた特殊な素材で作られたもので、つむじや分け目部分に用いられます。つむじ部分はオフィスや電車で座っているときなど、上から覗きこまれるシーンで視線を集めやすいパーツです。地肌のように見える人工皮膚が付いているものなら安心ですね。
また、つむじの毛の生え方にも注目してください。ウィッグの毛の植え方が規則的すぎたり、毛と毛の間隔が詰まりすぎているものは、不自然に見えやすくなります。毛が根本から立ち上がり、ふわりと動きのあるつむじかどうかチェックしてください。　

価格を抑えながら、安くてバレにくいウィッグを選ぶコツ

人工毛よりも自然で、人毛よりも安いMIX毛を選ぶ

おそらく、値段で選ぶなら人工毛がいちばんお手頃かもしれません。しかし、製品によっては人工毛特有のテカリが目立つものも少なくありません。人毛はナチュラルで自然なツヤがあるのですが、値段が高めでお手入れもしにくい…値段を抑え、かつ自然な印象を叶えるならMIX毛がおすすめです。ただし、MIX毛は人工毛と人毛の割合によって仕上がりが異なります。どのくらいの割合で作られているかもご確認ください。　

既製品のウィッグをカットできるサービスを使う

自分の理想のスタイルをミリ単位で調整してくれるフルオーダーウィッグ、もちろん素敵です！でもやっぱり値段や時間のやりくりが難しい、そんなときは既製品のウィッグをカットしてくれるサービスを利用しましょう。
医療用ウィッグのカットを受け入れてくれる美容室、あるいはオンラインショップでもサロンと提携しているところを探してください。
PreStaは購入したウィッグの“前髪カット” “後髪カット”が可能！サポートセンターに送ってから約2週間ほどで返送されます。

PreSta「ウィッグメンテナンスサービス」詳しくはコチラ

試着できるサービスを使った上で、通販で購入する

自然なウィッグを選ぶには、やはり手にとって試着してみるのがいちばんです。最近はオンラインショップでも事前に試着できるサービスが増えていますので、試着できるショップのものを選んでください。
PreStaでは「医療用ウィッグ無料試着サービス」を行なっています。試着して、合わなかったら返品OK。ぜひお試しください。
また、PreStaを運営している医療用ウィッグのパイオニア、スヴェンソンでもPreStaの商品の一部を無料で試着できるサービスを行なっていますので、こちらもあわせてごチェックを。

PreSta「医療用ウィッグ無料試着サービス」詳しくはコチラ

スヴェンソン　無料試着できる全国のサロンはコチラ

自然に見せる付け方・かぶり方

医療用ウィッグを自然に付けるには、いくつかコツがあります。できることから取り入れてみてください。

ウィッグネットで土台を整える

地毛のボリュームが多いときは「ウィッグネット」を使いましょう。髪の毛をコンパクトにまとめないと頭が大きく見えてしまいます。ウィッグネットを利用することで仕上がりの美しさが違います。

ガーゼキャップで汗・ズレを抑える

脱毛時はウィッグのフィット感を高め、ズレを防ぐために「ガーゼキャップ」の着用を。頭皮の汗を吸い取り、ベタつきをおさえ、ウィッグの汚れを防いでくれます。

ウィッグを被る前にブラッシングをする

自然なツヤ感のある美しいウィッグを保つためには、着用前に専用のブラシでブラッシング！毛束を少量ずつ手に取り、毛先→中間→根元の順にとかしましょう。根元から一気にとかすと絡まってしまう原因になります。

日常的にケアをする

医療用ウィッグも自分の髪と同じように、日々のケアが大切です。毛束が固まっていたり、絡んでいると、あれ？と思いますよね。シャンプーやブラッシングの他に、ピンポイントでお悩みを解決するアイテムも登場しています。

詳しい情報は初心者必見！自然な医療用ウィッグの付け方のコツと注意点でご紹介しています。

バレにくいウィッグのおすすめ商品

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