大切なお知らせ(3/22更新)

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東洋医学とセルフケア1~からだがよろこぶ暮らしかた~元気な髪を取り戻す5つのポイント

中医学ではからだの外側にあらわれた現象から「五臓六腑」の状態を知り、内側のウィークポイントを治療する独特の方法があります。白髪が増えた、髪が細くなった、抜け毛が多いなどの悩みがあるときは、「腎 *」を養生することで精血が満ち溢れ、髪がよく伸び、ツヤが戻ります。
また 「髪は血のあまり」 ともいい、充分で良質な血が体内をスムーズに巡っていることで健やかでツヤのある髪が育ちやすくなります。

*腎とは…中医学の「腎」は生命の根源である「精」(成長・発育・生殖力)を蓄える機能の総称です。「精」が不足すると、自然治癒力の低下、精力の減退、頻尿、健忘、髪、骨、耳の衰えなどの症状が現れます。

「腎」が元気になる精のつく食材

  • 山芋
    山芋
  • クルミ
    クルミ
  • プルーン
    プルーン
  • 黒ゴマ
    黒ゴマ

「腎」に精をあたえる食材を積極的にとり、良質な血のもとをつくりましょう。

簡単!レシピ

髪に効く、黒の食材パワー!

煎り黒豆と黒米のごはん

煎り黒豆と黒米のごはん

材料

米2カップ、黒豆1/4カップ・黒米小さじ1杯・黒胡麻は適量

  1. 黒豆は洗って水気をきり、フライパンで表面の皮がはじけるまで空炒りする。
  2. 炊飯器に洗った米、黒豆、黒米をいれ少し多めの水加減で炊く。
  3. 器に盛るときに黒胡麻をかけて完成。

薬膳食材メモ

黒豆

黒豆は「腎」を元気にしながら、全身のめぐりを良くします。作る時間がないときは、市販の黒豆煮をおかずに加えるだけでもOK。 黒豆煮はほどよい甘みがあるのでヨーグルトのトッピングにもおすすめです。
食事制限、アレルギーのある方は専門医にご相談ください。

わき腹、腰回りのストレッチ

  • 脇腹、腰回りのストレッチ
  • 「腎」はからだの中心である腰部にあるため、おなか、腰、お尻の血行が良くなるとからだ全体が温まりやすくなり、手足の先までぽかぽかに。わき腹や腰周りのストレッチで筋肉をほぐして、からだを中から温めましょう。

お風呂上りの頭皮マッサージ

  • 抗がん剤治療終了後約1~2ヶ月経って頭皮に問題がなければ頭皮や新しい髪のためにも、頭皮マッサージを始めましょう。特にお風呂上りは全身が温まり、頭皮や毛根に血が巡りやすくなっています。育毛剤を使うのもこのタイミングがおすすめです。

  • お風呂

簡単!頭皮マッサージ

  • 頭皮マッサージ
    Step1

    耳の周りに手を置き、頭皮を上に向かって引きあげる。(1回5秒×4回)

  • 頭皮マッサージ
    Step2

    耳の周りに手を置き、頭皮を上に向かって引きあげる。(1回5秒×4回)

おすすめアイテム

耳ツボマッサージ

  • 耳ツボマッサージ
  • 親指と人差し指で耳全体を1分ほど優しく揉みほぐしましょう。 耳にはからだのツボが集中しているので効率よく血流を促し、フェイスラインのリフトアップなど美容効果も期待できます。

十分な睡眠

  • 冬の時期は動物が冬眠するように、夜は静かに過ごすことで「腎」は養われます。いつもより30分ほど早く寝るように心がけ、睡眠を十分にとりましょう。

  • 睡眠

メモ

「腎」は寒さに弱く冷えると機能が衰えやすくなります。さらに冷えは血行を鈍らせてしまいます。お客さまと話していて気になるのは、自分の汗で冷えていることに気づいていないかたが多いことです。汗ぐっしょりの首筋や肌着の下のお肌がヒンヤリしてるかたは要注意!涼しい室内では首に手ぬぐいやストールを巻いて、外に出るときにはずすだけでも違いますよ。

  • 竹尾.由美子先生
  • 国際中医専門員A級・国際中医薬膳師
    監修:竹尾.由美子

    健康と美容の通販事業に長年かかわり、同じ食品で「効果がある人・ない人」の声を聴き、その理由と悩みに応えるために中医学・薬膳学を本格的に学ぶ。現在は「季節、体質、体調にあう食材」をテーマに、暮らしに役立つ中医学・働く女性の薬膳を広める。

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