治療前の準備
治療を開始すると、薬によっては投与から10~20日経過した頃に脱毛が始まり、脱毛が始まって2~3週間で髪の8~9割が脱毛します。
抗がん剤の投与を開始し、副作用により体調を崩す場合があります。
セミロングやロングヘアの方は、脱毛が開始すると抜けた髪とまだ生えている髪が絡まってしまう場合があるので、ショート~ボブ程度にカットすることをおすすめしています。
極端に短くすると服や帽子に付着した際にチクチクして、取り除きにくくなることもあるので、適度な長さになるようにしましょう。
また体調が変化する前に外見をケアするウィッグを用意すると安心です。治療開始前のスタイルと見比べて選ぶことができ、着け方など前もって練習をすることができます。
脱毛が開始する前に、髪の毛が床に落ちるのを防ぐヘアキャップや、頭皮が敏感になりやすいので低刺激で頭皮を健やかに保つシャンプーを用意すると良いでしょう。
また治療中の頭皮は敏感で、ちょっとした刺激でも影響を受けやすくなります。ご自宅で過ごす時でも頭皮を保護し、縫い目や素材など低刺激の医療用帽子を選ぶといいでしょう。
ウィッグや帽子以外にも、リラックスタイムを過ごす時や、ちょっとした外出の時に。治療中だと気付かれたくないけど、快適に過ごしたい!という方はプレウィッグを用意することがおすすめです。
治療前に準備したい!
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治療中から髪の毛が回復するまでの
外見ケアに!
医療用ウィッグ
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- ウィッグの着用期間は髪の症状が始まった時から、発毛後自分の希望のスタイルになるまで着用いただくことが多いです。
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フレッシュボブのウィッグを購入しました。手に取った時、あまりの軽さにビックリしました。このウィッグは、とても自然なので帽子はいらないですね。大満足です。
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治療中のケア
治療中の頭皮は敏感になっている場合が多いです。低刺激の頭皮ケア用シャンプーを使用し、清潔な頭皮を保ちましょう。また頭皮以外にも副作用は、爪の変色や割れ、かけ、眉毛、まつ毛の脱毛、肌の乾燥や色素沈着など、薬やその人の体質によって副作用の症状は違います。自分の生活・副作用に合ったケアのアイテムを用意しましょう。またウィッグを使用している場合は、シャンプーやトリートメントの他にも洗い流さないトリートメントや静電気防止スプレーがあると安心です。
お悩み別!治療中の
副作用ケアランキング
頭皮ケア
脱毛期の頭皮は非常に敏感です。この時期の丁寧なケアが、フケ、肌荒れ、乾燥などの頭皮トラブルをやわらげ、頭皮の環境を整えます。シャンプー剤の洗い残しは頭皮にダメージを与えることがあるため、しっかりとすすぎをしましょう。また髪の毛があるときとないときとでは皮脂や汗の感じかたが約3倍になると言われています。ウィッグや帽子の下に、頭皮用の下着を着用して、毛穴を詰まらせないようにしましょう。
ネイルケア
爪を作っている爪母( そうぼ) 細胞は、細胞分裂の活発な部分。そのため、抗がん剤を投与することで爪の変色や割れ、欠けなどの副作用が出ることがあります。見えている爪は成長を終えた状態ですので、一度生えた爪の質が改善することはありませんので、症状が出る前に前もってケアをしておくことをおすすめします。
スキンケア・カバーメイク
薬の副作用によっては眉毛、まつ毛の脱毛や、色素沈着など、外見の変化が出てくることがあります。女性にとって治療をしながらお仕事や生活を続けるには、メイクは欠かせないものです。また外見ケアをすることで、気持ちが明るくなり、治療にもプラスの影響があります。メイク前の保湿が仕上げを左右するポイントなので、スキンケアもしっかりと行いましょう。
ウィッグケア
ウィッグを買ったはいいけど手入れについてはよくわからないという方も多いはず。
ウィッグは正しいお手入れを行うことで傷みにくく長持ちすることができます。シャンプー頻度は着用時間や、季節によりそれぞれ変わります。シャンプーは毎日することも痛みの原因となるので、着用後はにおいケアスプレーの使用がおすすめです。また季節によっては乾燥し、傷みやすくなるので乾燥ケアのアイテムも用意すると安心です。
治療後のケア
個人差はありますが抗がん剤投与終了後、1~2か月後に髪の毛が生える方が多いです。しかし、以前のスタイルに戻るまで時間がかかるので、引き続きウィッグをご使用いただくことがおすすめです。
また元気な髪が戻るためには頭皮ケアが重要です。抗がん剤使用後、約2ヶ月から育毛剤を使用し頭皮マッサージを行い、健やかな頭皮環境を保ちましょう。
治療後、人に会う機会や外出が増えてくることが多くなるかと思います。ひきつづきカバーメイクで気になる部分をカバーしましょう。また爪は意外と人の目につきやすい箇所です。治療期間が長いと、爪が凸凹してきたり、割れやすくなることがあります。割れたりひっかからないようケアをしましょう。
カテゴリー別!
治療後ケアのランキング
頭皮ケア
カバーメイク
ネイルケア
長く使用してウィッグが痛んでいる、
その場合はスペアウィッグの購入がおすすめです
ウィッグが必要な期間は、抗がん剤投与開始後に脱毛が始まった時から、治療終了後の髪の毛が元のスタイルに戻るまで長期間使用する方が多いです。
自分の髪の毛と同じく、定期的にお手入れをしていても、静電気や乾燥により痛みやすくなります。なるべく治療をしていることを知られたくない、という場合は同じスタイルのウィッグを使用する方も多いはず。
長期間使用するからこそ、スぺアウィッグの購入がおすすめです。