2023.11.09

自然に見える医療用ウィッグを選ぶポイントとおすすめのアイテム4選

医療用ウィッグは、病気や治療による脱毛をカバーするためのウィッグです。抗がん剤治療や脱毛症などで髪の毛が少なくなった方が日常的な外出で使用します。そのため、一般的なおしゃれに用いられるファッションウィッグとは異なり、自然な見た目や快適な着け心地にこだわって作られているのが大きな特徴です。

ここでは、医療用ウィッグで自然なヘアスタイルを叶えたい方へ向けて、ウィッグ選びのポイントを解説します。

自然に見える医療用ウィッグを選ぶポイント

医療用ウィッグを着用したとき、自然な見た目に演出したいなら、高品質なウィッグを選ぶことが重要です。ここでは、ナチュラルなスタイリングを叶える医療用ウィッグを選ぶためのポイントを解説します。

自然なツヤの毛材を選ぶ

ウィッグは「人毛タイプ」「人工毛タイプ」「ミックスタイプ」の3種類に分けられ、タイプによってそれぞれ特徴に違いがあります。

人毛タイプは見た目や手触りの自然さが特徴です。ただし、色褪せや型崩れが起きやすく、後述する人工毛に比べて価格が高めになります。

人工毛タイプは化学繊維から作られており、髪質が硬めで髪型が崩れにくいという特徴があります。価格帯は人毛タイプよりもリーズナブルです。ただし、熱や静電気に弱く、なかにはテカリが強く自然な風合いに欠けるものも少なくありません。

人毛タイプと人工毛タイプを組み合わせたのがミックスタイプです。ミックスタイプは人毛の自然さと人工毛の再現性という双方のメリットを兼ね備えています。適度な光沢があり、ほどよく自然な質感で扱いやすいことから、医療用ウィッグを初めてお使いになる方にもおすすめします。

“つむじ”と“もみあげ”に注目する

医療用ウィッグを自然な印象に見せるには、細部の構造を確認しましょう。つむじ部分に人工皮膚が採用された製品は、頭頂部が自然な印象になります。上から生え際を見られてもウィッグであるとわかりにくいため安心です。また、もみあげ部分が深く作られた製品も、サイドから見た印象が自然になります。その反対に、もみあげ部分が浅い場合、耳上辺りしか毛が生えていないような違和感が生じやすいためご注意ください。

アジャスター付きを選ぶ

アジャスターとは、ウィッグのサイズを微調整するベルトのことです。サイズ調整によってウィッグのフィット感を高め、快適なつけ心地と自然な見た目を叶えやすくなります。頭にフィットしていないウィッグは不自然に見えやすいため注意が必要です。また、大きすぎるとズレやすく、小さすぎると締めつけによって頭痛の原因となることも。自分の頭囲に合わせて微調整が可能なアジャスター付きのウィッグを選ぶと便利でしょう。

ケアのしやすいウィッグを選ぶ

医療用ウィッグの髪型や髪質を維持するには、毎日のケアが必要です。ケアが不足すると、ウィッグに傷みが生じて自然なスタイルを維持しにくくなります。そのため、日常生活で簡単にケアしやすいタイプのウィッグを選ぶようおすすめします。たとえば、ミックスタイプのウィッグなら、自然な見た目を実現しながら扱いも簡単で、お手入れしやすいのが魅力です。

自然な見た目を保つための医療用ウィッグの正しいお手入れ方法

医療用ウィッグの自然な風合いを保ち長持ちさせるには、日々のお手入れと定期的なメンテナンスが欠かせません。適切なケアを行うことでウィッグの劣化を防ぎ、清潔に保ちやすくなります。ここでは、医療用ウィッグの正しいお手入れ方法をお伝えします。

毎日のお手入れ方法

医療用ウィッグの使用後は、毎回お手入れを行うことで汗や皮脂によるニオイを抑えやすくなります。以下の手順で丁寧にお手入れを行いましょう。

【お手入れの流れ】

  1. 内側のネット部分に専用のニオイケアスプレーを吹きかけて、汗や皮脂のニオイをオフします。
  2. ウィッグ全体をブラッシングして、ウィッグハンガーにかけます。風通しの良い場所で自然乾燥させましょう。
  3. ウィッグの絡まりや静電気が気になる場合は、仕上げに専用のスプレーやオイルを付けたら完了です。

定期的なお手入れ方法

医療用ウィッグは定期的にシャンプーを行う必要があります。シャンプーの頻度は着用時間や季節によって異なりますが、毛材を傷める原因となるため毎回は洗わないのが一般的です。ウィッグの洗い方は、まずウィッグ専用のシャンプーで洗浄してから、専用のコンディショナーを馴染ませて、タオルで水気を切ります。洗浄後はウィッグハンガーにかけて、軽くとかした後に自然乾燥させましょう。毛髪を乾燥させる際、ドライヤーは使用しません。

医療用ウィッグのお手入れ方法については、以下の関連記事で詳しく解説しているため、ぜひお読みください。

もっと知りたい!ウィッグケアのことはこちら

自然に見えるおすすめの医療用ウィッグ4選

最後に、「PreSta(プレスタ)」が販売する高品質な医療用ウィッグをご紹介します。こちらでご紹介するウィッグ製品は、JIS規格に適合しています。自然な見た目となめらかな手触りにこだわったミックス毛を採用。つむじ部分には人工皮膚を使用し、職人が1本1本手植えしています。もみあげは深く、不自然に見えにくい作りです。8段階のアジャスター付きで、ワンタッチでサイズの微調整ができます。

本物の髪の毛に近いリアルな髪色や、細部まで丁寧に作られた構造で選ぶなら、「PreSta(プレスタ)」がおすすめです。

NEWふんわりボリュームショート

毛先が軽やかでナチュラルな雰囲気のショートヘアです。トップに軽くカールがついているので、ご自身で毛流れを作るアレンジを加えて、お好みのスタイルに仕上げられます。小顔効果も期待でき、普段使いしやすいのが魅力です。

「NEWふんわりボリュームショート」¥40,700(税込)商品詳細はこちら

NEWフレッシュボブ

シンプルなショートボブです。ワンカールのボブスタイルは、女性人気の高いヘアスタイルの一つ。フェイスラインに沿った自然な丸みで、愛らしい印象に仕上がります。顔周りのお悩みをカバーするナチュラルボブは、どんな頭の形にも似合います。

「NEWフレッシュボブ」¥40,700(税込)商品詳細はこちら

エアリーショートN

自然なボリューム感を演出できる、ふんわりと立体的なショートスタイルです。トップに豊富なボリュームを持たせながらも、絶妙な毛先の毛量でナチュラルな印象に。まるで地毛のように重すぎず軽すぎない、こだわりのバランス感が魅力です。

「エアリーショートN」¥39,600(税込)商品詳細はこちら

NEWベーシックロング

大人の女性に似合いやすい、王道のミディアムロングスタイルです。毛先が軽くなったストレートヘアなので、長さがあっても重たく見えにくいのがポイント。通気性に優れた軽量ネットを採用し、快適に着用できます。カラー展開は自然な黒髪を叶える「栗色」と「自然色」の2色です。

「NEWベーシックロング」¥42,269(税込)商品詳細はこちら

自然に見える医療用ウィッグは「PreSta(プレスタ)」がおすすめ!

ここまで、自然に見える医療用ウィッグの選び方をお伝えしました。医療用ウィッグの専門店レディススヴェンソンが運営する「PreSta(プレスタ)」は、オンラインでウィッグ商品の購入や試着ができる便利な通販サイトです。ご自宅でゆっくりウィッグを選ぶことができます。また、医療用ウィッグ本体のほか、ケア用品や医療用帽子といったアイテムも豊富にご用意しています。どうぞお気軽に「PreSta(プレスタ)」へご相談ください。

抗がん剤治療時に欠かせないアイテムをお探しの方は「PreSta(プレスタ)」へ!

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