これから抗がん剤治療を始める方のために、あると便利なもの、入院中役立つものをまとめました。もちろんそれぞれの症状や生活スタイル、好みによって必要なものは異なりますが、用意する際のベースとして参考にしてください。
目次
アピアランスケアグッズ
医療用帽子
抗がん剤治療の副作用で髪の毛が抜けてしまったとき、頭皮を守るために帽子が何枚かあるとよいでしょう。治療中は頭皮がデリケートになっているので、肌触りがよく、長時間着用しても疲れないように配慮がされたものがおすすめです。
- 抗がん剤治療中におすすめ!Prestaの医療用帽子
オーガニックコットンボーダーシャロットN(屋外・室内用)
オーガニックコットン100%、肌が敏感な時も安心してかぶることができます。薄く、通気性よく、マシュマロのようになめらかな肌触りのよい素材で、お出かけ時もお部屋でリラックスしている時も使えます。
マカロンキャス(屋外用/つば付き)
コロンと丸みのある形が魅力のキャスケット。カジュアルになりすぎず、どんなお洋服とも合わせやすいデザインです。大きめのつばは目深にかぶれば、日差しだけでなく眉毛の脱毛もカバーしてくれます。
やわらか4重ガーゼ・マカロン(就寝用)
温度変化や刺激から頭皮を守るために、就寝中も帽子をかぶると安心です。こちらの帽子は極薄のガーゼタオル4重構造で、吸水性とクッション性が抜群!やわからいのに脱げにくいのも、ポイントです。
医療用ウィッグ
抗がん剤治療中に着用する医療用ウィッグは、ファッションウィッグと異なり長時間使用するのが前提です。脱毛し頭皮はデリケートな状態になっています。通気性がよく、地肌に優しい素材を使用しているものを選んでください。
- おすすめ!Prestaの医療用ウィッグ
PreStaの医療用ウィッグは機能面の配慮だけではなく「治療中でもおしゃれを楽しみ、自分らしくイキイキと過ごしていただきたい」という願いを叶えるものを、多数ご用意しています。
新ウィッグシリーズのColoreクロレは、毛材に耐熱ファイバーを使用しアイロンOK!お好みのスタイルにヘアアレンジが可能です。
抗がん剤治療の副作用は、爪にも現れることがあります。変色、ひび割れ、乾燥…手もとは日常的に目に入りやすい場所だけに、気になりますよね。
爪、指先、手全体、それぞれのパーツをケアするアイテムがありますので活用してください。
- おすすめ!Prestaのネイル&ハンドケア
新爪まわりの保湿オイル
浸透性が高く、スピーディーに保湿できるオイル。美容成分を贅沢に配合し、爪や指先の乾燥を防ぎます。こちらはがん患者さんの声をもとに開発された商品で、使いやすさの工夫が随所に施されています。
爪の変色カバーセット
爪の変色が気になったとき、カバーからオフまでできるネイルセット(ベースコート、ネイルカラー、トップコート、リムーバー)。ネイルカラーは変色をカバーし、健康的な色に見える色をセレクトしています。
ベビーローション
気になる手指の乾燥、けれどハンドクリームはちょっと重く刺激を感じる、という方へおすすめのベビーローション。肌なじみがよく、すーっと浸透。乾燥した手元を優しく潤します。
アイブロウスタンプ、つけ眉毛
抗がん剤治療の副作用で髪の毛だけでなく、眉毛やまつ毛が抜けてしまうことがあります。眉毛が脱毛してしまうと、位置や形、左右対称に正確に描くことが難しくなります。頼もしいアイテムがありますので、チェックしてください!
- おすすめ!PreStaの眉メイク
アイブロウスタンプ
自然なアーチ型の眉の形をしたスポンジと、パウダーがセットになっています。位置を決めてポン、とスタンプのように押すだけ!初めての方でも簡単に美しい眉が作れます。
貼るつけ眉毛
こちらはシール型のアイブロウ。シールに人工眉を接着してあるので、アイブロウスタンプよりも立体的な眉が作れます。個人差がありますが、つけたままで約1週間キープできます。
メガネ
まつ毛が脱毛すると、目にゴミが入りやすくなったり、光の刺激を感じやすくなります。お気に入りのメガネやサングラスを用意し、目を守るようにしてください。
生活まわりのグッズ
専用下着(乳がんの手術を受けた方)
乳がんの手術後は縫い目やワイヤーが傷口にあたったり、腕が上がりにくかったり、これまで着用していた下着では難しい場合があります。術後は締め付けが弱く、前開きのタイプがおすすめです。
- おすすめ!Prestaの専用下着
カップ付き前開きタンクトップ
肌に優しい綿100%。前開きタイプのカップ付きタンクトップです。アンダー部分はゴム不使用で、締め付けがありません。
シームレスブラ
無縫製で作られた前開きタイプのハーフトップインナーです。縫い目の凹凸がないので刺激や、締め付け感がなく、肌にピタリとフィットします。
ソフトケアブラ
Tシャツのように柔らかな綿素材のソフトブラです。検診に便利な前開きのスナップ留め。肩が太めなので食い込みにくいデザインです。
前開きのパジャマ
入院する可能性がありパジャマを新調するなら、前開きで上下が分かれているものがおすすめです。入院中は診察などでパジャマを脱ぐ場面があるため、着替えやすく、肌触りのよい素材のものを選んでください。
ゆったりめの靴、歩きやすい靴
抗がん剤治療の副作用で、足がむくんだりしびれたりする方もいらっしゃいます。足に負担のないサイズで、足首のまわりをしめつけないものにしてください。
クッションや使い慣れた枕
抗がん剤治療でちょっと苦しいとき、寝転がったり、抱き抱えるクッション。そして快適な睡眠をとるための枕は、身体にフィットするお気に入りのものをどうぞ。
水に流せるティッシュ
抗がん剤治療中、気持ち悪いときに使うことがあるかもしれません。ゴミ箱に捨てにくい場面もあります。そんなときトイレに流せるので便利です。
スキンケア商品など
低刺激の化粧水
抗がん剤治療の副作用により肌がいつも以上に敏感になったり、乾燥したりすることがあります。お肌に潤いをしっかり与えながら、低刺激処方のものをお選びください。
- おすすめ!Prestaの化粧水
モイスチャライジングローション
●保湿美容液、保湿クリーム
化粧水で整えたあとは美容液、クリームでお手入れを。こちらも高保湿、低刺激タイプのものがおすすめです。
- おすすめ!Prestaの保湿美容液、保湿クリーム
モイスチャライジングセラム
モイスチャライジングクリーム
入院中の娯楽、心を支えるためのグッズ
入院中は検査や治療の待ち時間も多いため、気分転換になるものを用意しておくとよいでしょう。いつもは時間がなくてできなかったことにトライする、のもありかもしれません。
読書用の本
気になる本、話題の本、この機会に開いてみてはいかがでしょう。入院中、シリーズものを読破することも可能かもしれません。文字を読むのがつらい方は、写真集などパラパラ眺める本はいかがでしょう。
スマートフォン、タブレット、ポケットWifiなど
入院中は好きな映画や、気になっていたドラマをまとめて楽しめる時間があるかもしれません。また、家族や友人との連絡に、ちょっと調べたいときは、やっぱりスマートフォンやタブレットです。通信環境が整っていない病院もあるため、ポケットwifiなどがあれば便利です。個室以外の場合は、他の患者さんの迷惑にならないようイヤホンもお忘れなく。
日記用のノートや文房具
アウトプットすることで、心が整理されることもあります。治療のスケジュールや治療中感じたことなどを書くノートやペンを用意しておくとよいでしょう。
絵を描くための道具
日々の暮らしの中で文字を書く機会はあっても、絵を描く機会は少ないのではないでしょうか?今まで取り組んだことがなかったとしても、もしかすると新たな自分の感性を発見することができるかもしれません。
まとめ
今回は「抗がん剤治療中にあると便利なグッズ」をご紹介しました。もちろんそれぞれ必要なものは違いますが、少しでも快適な治療生活を送るために、この記事がお役に立てば嬉しいです。